楽しみ方が分からなくなりました
トレパクと話題の女性向けゲームについて公式の見解を待っていたら、分かっていた展開だったはずなのにとてつもない失望感に襲われました。
ツイッターでは吐き出せないものを、ここで吐き出そうと思います。
自分の気持ちを整理するために書きますが、整理しきれていません。
前提として、私はうたプリのファンとMマスのPをしています。
どちらも初期からと言える年月からプレイしていますし応援しています。
その上で今回の騒動の現時点での感想です。
そもそも、アイドリッシュセブンというタイトルが発表されてツイッターで回って来たのを見た時、「何で音也がいるの?」と思ったのが正直な感想でした。
キャラクター原案は種村さんで、うたプリの同人誌を出していた人。
趣味の二次創作とはいえ、うたプリを描いていた人がプリンスと同じ色を持つ7人を、しかもどうみてもセンターは音也でトキヤみたいな子もいるし明らかに翔ちゃんだろうというキャラもいる。
わざわざ似せたのか?と思いましたし、うたプリファンとして第一印象は最悪でした。
なので、その後のゲームの展開は見ていませんでした。
見たくなかったこともありますし、興味が無かったからです。
そんな自分にアイナナという存在を再度思い出させたのはフィギュアでした。
「似ている」と言われて画像もよく上がっている、白いアイドル衣装のフィギュアです。
イベントの展示ブースを回っていた時に、遠目だったとはいえ本気で見間違えました。
ポージングが違う気がしていましたが、遠目では音也とトキヤに見えたんです。
何も疑いもせずに「音也とトキヤのアルターが展示されてる!」と無邪気に近付いて、ケースを目の前にして初めてそれが音也とトキヤでは無い事に気付きました。
本当に驚きましたし理解が出来ませんでしたが、そう言えばどうみても1000%衣装のパクリだろと思った絵柄のやつだと思い出しました。
嬉しそうにフィギュアに近付いたからでしょう、企業の担当の方が説明をしてくださいましたし、他のグッズの案内もしてくれましたが、それどころではありませんでしたし全くキャラクターを知らない状態で商品説明を受けても何も分かりませんでした。
ただ、分かるのは音也とトキヤに似ている別のものが目の前にあること。
こんなものが今後世に出てくるのかと思うと本当に嫌でした。
トキヤと間違えた彼はよく見れば髪形が全然違うので色のイメージで重なっていたのが強かったのですが、それよりも音也に似た彼はやはり似てると思いました。
音也に似ている音也ではないもの。
髪の毛が同じ「赤」だから仕方が無いかもしれませんが、それに加えて衣装が似ているせいで余計そう見えたのだと思います。
着こなしが違うだろと言われたら「そうですね、音也はあんなに露出していませんね」としか反論出来ませんが。
その後も似た体験をしました。
中古グッズ屋で「音也があるよ」と言われて見れば、アイナナの赤い子。
赤い髪の毛の子なんていくらでも居るはずなのに、どうしてか間違えるんです。
愛が足りないんじゃないのとか自分ですら不安になりましたが、デフォ絵にされたものをジャンルごちゃまぜの箱の中で見ると一瞬本当に分からない時もあるんです。
そんな体験を何度かしていると「似ている」ことに慣れてしまい、正直今回の騒動当初は「あ~はいはいうたプリのパクリでしょ~今更だろ~」と思っていました。
今思えば、この「慣れ」が怖いと思いますし、音也と同じと思っていた自分が恥ずかしいし、音也には本当に申し訳無い気持ちでいっぱいです。
そんな「慣れ」てしまっていた自分が、今回のパクリ問題で怒りを思い出したのは、Mマスカードからのトレース疑惑問題を見た瞬間でした。
その前にデレマスやミリマスからの大量のポージングの模倣疑惑を見た時はただただ驚き、アイマスのカード絵に関しては以前とてもこだわって作っているという記事を読んだ事もあったので一体どういう事なんだと疑問だらけだったのですが、Mマスのカードからも疑惑が出てきたというツイッターのRTを見た時は理解した瞬間に腹が立ちました。
一番応援している冬馬のカードが2枚トレースされている可能性があるというだけに留まらず、硲先生や九十九先生、春名、夏来、四季、旬と、捜せば増える一方。
春名のカードのトレース疑惑が浮上した時に、ハイジョPのフォロワーさんが「ここまで出たら隼人もやられてるだろうなぁ」と呟いてらっしゃったのを見て、泣きそうになりましたし自分も同じ事を思ってしまいました。
疑惑があった冬馬のクリスマスのカードも海賊のカードも、既にイベントが終わったカードです。
自分も欲しかったカードでしたが、入手出来なかったので憧れのカードでした。
デッキには入れられなくても、スマホでとったスクショや、最近出るようになったグッズで使用してもらえたのでそれを入手して手元に置いて満足をしていました。
それに、上位報酬は入手出来なくても、イベントはとても楽しかったのを覚えています。
カードになる=担当アイドルのお仕事風景が見れるのです。
アイドル同士の会話やアイドル個人の言葉を知る事が出来るのが担当アイドルのイベントです。
自分のような弱小Pでも楽しむことが出来るんです。
多分、他のカードも担当Pさんたちにとっては様々な想いの詰まったカードです。
そのカードが、トレースされている可能性があると疑われて知らないカードと重ねられている。
線が一致したという証拠写真ではありますが、その画像はベースにされたMマスのアイドル担当Pとしては許しがたい屈辱画像です。
踏みにじられたと思いました。
RTで見た「担当アイドルはパーツじゃない」という言葉には同意しかありません。
今思えば、これは初めてアイナナのキャラ絵を見た時に抱いた怒りと同じだったと思います。
騒動を改めて理解して、アイドリッシュセブンというタイトルには怒りしか湧きませんでしたが、運営側は曖昧にして逃げるだろうなと当初から思っていました。
アニメ化初め、メディアミックス展開の予定があるのなら、絶対に逃げるだろうと。
そして案の定運営が出したのは「トレースなどの問題は存在しない」「誤解を招く絵柄があった」との発表。
分かっていても、鼻で笑ってしまいました。
ラインが重なるものや硲先生のロジパと冬馬の海賊についてはもう「誤解を招く」というレベルを超えているんじゃないのかと思いますし、その見解に至った運営の人の視力を疑います。
しかし、それ以上に失望したのはバンダイナムコオンラインからも同じような見解が出たからです。
アイドリッシュセブンの運営会社が認めなくとも、バンナムがどうにかしてくれるんじゃないだろうかという甘い期待を持っていました。
しかし、目論見は外れてしまいました。
私の大好きなアイドルたちは素材にされても何も言えないものだったんだとショックでした。
この一件で、正直今Mマスすら開くのが苦痛になってきています。
アイドルたちを見て思い出すのは今回の騒動で、心から楽しむ事が出来なくなりました。
例え次に素敵なSR+絵が来ても、どうせまた素材にされるんだという不安が拭えなくなってしまったからです。
これだけ騒動になったのですからこれ以上アイマスカードは犠牲にならないだろうとも思いますが、逆にトレースされても文句が言えなくなっただけで今後も盗まれてしまうのではないのかという不安もあります。
大切なカード絵がどこで素材にされるか分かりませんし、もうそれもされているのかもしれません。
疑心暗鬼になっています。
噂ではありますが、うたプリもリズムゲームがリリースされるのではないのかという話が出ています。
リズムゲームということは多分報酬はイラストカードでしょう。
もし、プリンスたちの絵が利用されるような事があったらどうしようという不安でいっぱいです。
もう今回の疑惑騒動については公式がやっていないと言い切ったので覆ることはないでしょう。
どれだけ似ている、線が一致していると色んなPさん達が検証してくれたものを並べても、認められませんでした。
泣き寝入りは確定しました。
もう担当アイドルが切り刻まれるのを見たく無いです。
楽しい気持ちだけで2ndの待機がしたかったです。
もう疲れました。